#134 廃材

走査

廃材の利用は、環境負荷の低さやリユースの観点から語られがちです。
しかし廃材利用には他にも利点を持っています。

使い古された廃材に特有の風合いやダメージ加工は、なかなか得がたいものです。
一点モノという希少性を確保できることも少なくありません。
また、通常とは異なる文脈で取り扱われることで、コラージュやリミックスなどの異化効果が生じやすくなります。

美的観点ではなく、経済的に見てもメリットはあります。
生産過程で生じた不要物を「ゴミ」としてではなく、「生産物」として取り扱った場合、
廃棄費用の代わりに収入を確保できる可能性があるためです。
不要物は物理的なものに限りません。熱や圧力なども活用できることがあります。

関連項目

#132 生産工程での環境負荷が少ない
#150 生分解性
#190 コラージュ
#288 被災地
#444 受動的使用で味が出る
#532 シナジー効果
#542 別の利用方法の提案
#554 無駄がない
#568 異化効果
#638 希少性
#655 リサイクル
#659 節約
#684 DIY

参考画像


via: Blog-EspritDesign.com


via: dezeen


via: swissmiss


via: Think Bigchief


via: likeCOOL


via: The uberReview


via: shelterrific


via: Design Milk

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