#516 言語化

走査

問題点を明らかにする場合や、特徴を浮かび上がらせる場合、言葉にすることが近道です。
プロダクトの用法、目的、利点が言語化されていないようでしたら、ぜひ取り組んでみましょう。
あいまいなところがなくなり、枝葉が取り払われ、最適解が向こうからやって来てくれる可能性さえあります。

言語化は、定義、記号化、可視化、数量化とも言うことができます。
そして言語化は、第三者との迅速で正確な意思疎通をもたらします。
たとえば、「本を下さい」よりも、「本棚の一番上の棚にある『夏への扉』を下さい」と言った方が、話は早いでしょう。

発想する上で、言語化の対象はプロダクト自身にとどまる必要はありません。
関連する図像や音声、仕草などを記号的に取り扱い、独自の言語体系を築くことも言語化のひとつです。

関連項目

#366 音で知らせる
#367 光で知らせる
#508 テーマを与える
#513 フィロソフィー
#515 極論
#518 秩序を与える
#519 リファクタリング
#525 可視化
#527 白紙状態から発想する
#677 計測、計量
#686 外部化

参考画像


via: IDasia.org(INDUSTRIAL DESIGN ASIA)


via: 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業制作展2011


via: swissmiss


via: swissmiss


via: inspire me now


via: shelterrific


via: inspire me now

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