#544 経年劣化を織り込む

走査

プロダクトは外部環境や使われ方によって、時間経過とともに
見た目や機能性がゆっくりと損なわれていきます。

直射日光が当たるところは色があせるし、こすれるところは磨耗するし、
水周りで使われるものには水垢がこびりつく、というふうに。

このように事前に予測される事態には、可能な限りプロダクト側で
対処策を組んでおいて、使い勝手に問題が生じないようにしておきましょう。

引用

「料理用のへらとか、靴のかかとは、最初から磨り減った形にデザインしておくのが正しい」
ブルーノ・ムナーリ(イタリア。美術家、プロダクトデザイナー、絵本作家)

関連用語

加水分解

関連項目

#087 取替え可能
#131 清潔
#141 耐久性
#145 色あせしない
#150 生分解性
#155 反復動作に耐える
#172 気候変動に強い
#267 屋外
#443 能動的使用で味が出る
#444 受動的使用で味が出る
#455 新品の状態を維持する
#456 メンテナンスしやすい
#621 公共物
#623 維持コストの圧縮
#662 詰替え可能

参考画像


via: tevami.com


via: PLAY ME DESIGN


via: インテリアハック


撮影famasaki@ブリュッセル

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