走査
プロダクトがアフォードする行為は、かならずしも一種類だけとは限りません。
むしろ、いくつかの用途を内包している場合の方が多いはずです。
別の用法を見つけたら、それを前面に押し出すことで
プロダクトがどのように変わるか検証してみましょう。
引用
たとえばクリネックスは、せいぜい市場の隙間を狙った製品にすぎなかった。本来はコールドクリームを拭きとる使い捨ての
紙だったのだ。一般の人びとがこのティッシュペーパーを鼻をかむのに使いだしたとき、キンバリー・クラーク社は
この製品の将来性に気づき、販売戦略をすっかり改めて、使い捨てハンカチという位置づけにした。
『発想する会社!』トム・ケリー(早川書房)P.172
関連項目
#291 そのプロダクトをなくすことを考える
#378 ハック
#403 第三者目線
#448 新発明、新発見、新機構から発想する
#518 秩序を与える
#527 白紙状態から発想する
#529 部分強調(プロダクト形状の拡張)
#541 別のアプローチを採る
#543 長所を伸ばす、特徴を際立たせる
#551 行動を変える
#557 主要パーツの置き換え
#566 リミックス
#568 異化効果
#570 遊戯性、遊具性
#596 ローカライズ
#599 新ジャンル、新カテゴリの形成
#624 属性変更
#683 コミュニケーションをデザインする
参考画像
via: The uberReview
via: Think Bigchief
via: Edgewire
via: The Dieline.com
via: I New Idea
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