走査
プロダクトにおける選択肢は二種類あります。
ひとつは選択肢形式を持ち込むこと、もうひとつは別のアプローチを並置することです。
前者については特に言うべきことはないでしょう。問題は後者です。
別のアプローチの並置とは、たとえば建物に階段とエスカレーターとエレベータを設けたり、
ソフトウェアの操作にアイコン、メニュー、マクロの経路を用意するようなことです。
もしプロダクトの使い方がひとつに限定されているのなら、他のやり方がないか考え、
使用者に選択の幅を与えられるようにしましょう。
なお、単純な選択肢を用意することも、それはそれで有益なので
選択肢が準備できそうなら、一度ためしてみましょう。
引用
一枚の写真は千の言葉と同じ価値がある、というのは昔から広く受け入れられている金言だ。
ただし、IDEOでは質のよいプロトタイプは千枚の写真と同じ価値があると考えている。
では、なんとかして写真千枚以上の価値をもたせることを考えてみよう。二つか三つの非常に具体的な選択肢を示せばいい。
相手がアイデアについて徹底的に議論できる状況をつくりだせば、一緒に走ることができる。
『発想する会社!』トム・ケリー(早川書房)P.126
関連項目
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#341 インターフェイス設計
#353 時間を短縮する
#354 習得までの時間が短い
#375 プリセット
#377 カスタマイズ
#380 インフォメーション、案内
#383 注意書き、メッセージ
#421 グレード
#439 手間を省く
#447 直感的に使える
#502 自動調整
#504 例外処理
#541 別のアプローチを採る
#680 ピンポイントでの操作、選択
#693 誰でも同じ結果を得られる
参考画像
via: 革新的発明と製品情報
via: likeCOOL
via: インテリアハック別館
via: I New Idea
via: inspire me now
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