走査

同じものが二つあると、固有性を失い、神秘性や権威を失いますが、
希少性とは、代替不可能性です。
代えが効かない結果、プロダクトに希少性が付与されるわけです
（代えが効くのであれば、代替物による大量生産が可能となります）。

プロダクトにおける希少性は、特別な人、特別な場所、
特別な時期、特別な素材のいずれか、あるいはこれら複数に結びついています。

無理に希少性を付与させる必要はありませんが、
プロダクトを特別なものにしたいのであれば、
特別な人、場所、時期、素材のどれかを有機的に関与させてみましょう。

なお、すでに希少性を確保しているプロダクトであるのなら、
本当に代替物の作成が不可能であるのか検証してみましょう。

もし代替物を作ることができたなら、これまで手が出せなかった人たちに
プロダクトを届けることができるようになります。

関連項目

#337　ハレ（非日常）
#421　グレード
#606　原価販売
#629　ベスト＆ブライテスト
#637　一生もの
#645　セミオーダーメイド
#646　地産地消
#647　多品種少量生産
#648　旬
#650　ファンを作る
#651　ヴェブレン効果、スノッブ効果
#653　クラフトマンシップ
#656　使い捨て
#702　[style] ゴージャス

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via: I New Idea