走査
一般にプロダクトは、人間に使われることを前提に設計されますが、
プロダクトは人間だけに使われるわけではありません。
工業用ロボットや自動車、パソコン、電化製品などが、
プロダクトの「使用者」になることがあります。
例えば、テレビのリモコンは人間が使用者であるようでいて、
実際にテレビを動かすのはリモコンですし、
自動販売機を使うのはコインや紙幣だったりするわけです。
ただし人間は使っているプロダクトが身体の一部であるように
錯覚してしまうので、使用者は人間であると勘違いします。
たしかにプロダクトは完全に自律しているわけではないので、
使用者が人間であるとすることもできなくはないのですが、
それでは発想の幅を広げられません。
関連項目
#141 耐久性
#155 反復動作に耐える
#219 人間
#300 ロールモデルの設定
#341 インターフェイス設計
#342 AR、MR、VR
#343 自律している
#348 安全装置
#350 プログラムできる
#355 ネットとの連携
#356 ログ、履歴を残す
#365 ビット化
#439 手間を省く
#456 メンテナンスしやすい
#471 無人で扱える
#472 自動化
#482 フェイルセーフ、フールプルーフ
#635 オンライン
#658 長時間利用、長期間利用
参考画像
via: Boston Dynamics
via: Boston Dynamics
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