走査
そのプロダクトの出力を最大限まで上げてみましょう。
あたらしい価値に遭遇するかもしれません。
なお、大は小をかねると言いますが、大すぎるのも時に考えものなので、
すでに高出力、高ポテンシャルなプロダクトを作っている場合、
そのベクトルを逆向きにすると、どのような効果が得られるか確かめてみるのもいいでしょう。
引用
アップルのエンジニアは、ミードの言葉を借りれば、「テクノロジーの声を聞いた」だけだった。
彼らは2000年に東芝がおこなった発表に注目した。「近いうちに1.8インチのハードディスクに5ギガバイトを記憶できるようになります」。
それはどのくらいの記憶容量だろうか。トランプのカードよりも小さなドライブに音楽が1000曲収められるくらいだ。そこでアップル社は
単純にそのテクノロジーを製品化して発表した。すると、供給はみずからの需要をつくり出した。消費者は自分の音楽ライブラリを
持ち歩くことなど考えもみなかったが、いざそれができるとなったら、たちまちその便利さを理解した。
『フリー』クリス・アンダーソン(日本放送出版協会)P.122
関連項目
#076 大型化
#238 プロフェッショナル
#353 時間を短縮する
#439 手間を省く
#467 一回分の出力
#503 N倍
#515 極論
#529 部分強調(プロダクト形状の拡張)
#543 長所を伸ばす、特徴を際立たせる
#584 ミリ秒での制御
#593 業務用
#599 新ジャンル、新カテゴリの形成
#610 トップ戦略
#658 長時間利用、長期間利用
参考画像
via: I New Idea
via: 革新的発明と製品情報
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