#445 エルゴノミクス

走査

もしプロダクトに使用者が合わせているような側面があるなら、
プロダクトを使用者に合わせる方向へ舵をきりましょう。

ちなみに、使用者はプロダクトを「使う」という形で
プロダクトの事情に合わせているので、
この探求に終わりはありません。

関連用語

安全工学
人間工学
インターフェイス
ヒューマンファクターエンジニアリング
ユーザビリティ
ユニバーサルデザイン

引用

エルゴノミックス(人間工学)は、人間の体にはこういう椅子の形があっているとか、そういうことをつきとめる学問である。
これは、たとえば、自動車の運転席はどうあるべきかというときには、確かに力を発揮する。なぜなら、運転席に座っている人は、
運転するというはっきりとした目的のために座っているものだからだ。明確で固定的な問いには、固定的な最適解を与えることができるかもしれない。
長時間、ほぼ同じ姿勢で、疲れないように、安全に運転できること。運転席に求められる要求は、ほぼ不変だし、さほど複雑ではない。
そういう人間の行動には、エルゴノミックスは有効な答えを出すことができるようだ。ただ、誤解してはいけない。
その解が人を拘束しているように思われないのは、そこでの要求が不変であるからで、つまり要求自体が
最初から拘束されているために、空間側からの人の拘束が問題にならないからである。
『原っぱと遊園地』青木淳(王国社)PP.15-16

関連項目

#178 形状復元
#242 手足のトラブル
#249 右利き、左利き
#292 ストレスがたまらない
#341 インターフェイス設計
#377 カスタマイズ
#438 使いやすい
#440 快適性
#449 疲労軽減
#450 手足の移動距離が少ない
#451 動作を邪魔しない
#461 首、腰、肩、肘、膝に負担がかからない
#462 長時間でも疲れない
#463 手や身体に馴染む
#464 手触り、肌触り
#483 滑り止め
#487 身体に傷がつかない
#514 当事者意識
#528 ホムンクルス
#536 知恵を形にする
#547 プロダクトと身体を一体化
#565 ノーマライゼーション
#665 身体機能の拡張
#690 変形する
#693 誰でも同じ結果を得られる

参考画像


両効き用スプーン
via: I New Idea


via: Nerd Approved

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