#407 生者

走査

プロダクトの使用者は生きた人間である、と当然のように考えられています。
「神でも死者でも七代先の子孫でもなく、この今を生きる人間である」と。

この考え方は、自由であるようでいて、発想を貧しくさせる不自由なものである、
と個人的には感じています。別に宗教やエコロジーの話をしたいわけではありません。
ただ単純に狭いと思うわけです。理由はよく分かりません。

ともあれ現実には、生きた人間のためのプロダクトが山のように生産されています。
心のどこかで「これって何だろうな?」と感じながらプロダクト作りにたずさわると、
思わぬ発見があるかもしれません。少なくとも思考のスケールは広がるはずです。

関連項目

#224 子ども、幼児
#239 外国人
#246 悪意ある利用者
#263 公的空間
#370 ヘルプ、FAQ、アフターサービス
#380 インフォメーション、案内
#438 使いやすい
#447 直感的に使える
#482 フェイルセーフ、フールプルーフ
#491 安全、危険性がない
#494 安心
#517 アマチュア
#693 誰でも同じ結果を得られる

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via: inspire me now

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