走査
プロダクトにおけるシズル感とは、「触れてみたい」「使ってみたい」と
思わせるかどうかです。この冷酷な判断は一瞬で完了し、
シズル感のないプロダクトが細部をいかにこねくり回していようが、
手にとってもらえることはありません(安売り競争に走っていれば別ですが…)。
そのためプロダクトにシズル感がないのは致命的です。
それなのにシズル感を与える公式は存在しません。
黄金比を使おうが、曲線を強調しようが、ダメな時はダメです。
どんな場面でそのプロダクトが使われ、どんな素材であれば触れてみたく思い、
どんな機構ないし用法であれば勝手がよいかを、ひたすら考えることです。
関連項目
#031 量感、マッス
#176 グロス
#275 イメージの世界
#440 快適性
#453 五感を刺激する
#464 手触り、肌触り
#500 愛着が出る
#556 演出、レトリック
#614 親しみを作る
#650 ファンを作る
参考画像
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