走査
市場のニーズや利用者像、プロダクトの問題点を
把握できているか定期的に確認しましょう。
この認識がズレていると致命的なことになりかねませんからね。
関連用語
PDCA。実証(バリフィケーション)、サーベイ
ライフスタイルの測定:AIOアプローチ
マーケットリサーチ、マーケットセグメンテーション、マンウォッチング、タウンウォッチング
コアコンピタンス、ベンチマーキング、プロダクトライフサイクル、PPM、SWOT分析、バリューチェーン分析、CRM、SFA、PDCA
引用
私たちはモニターに製品について検討してもらう調査方法は好まない。従来のマーケット・リサーチにもあまり関心はない。
私たちはその源に行く。クライアント企業内のマーケティングの「エキスパート」ではなく、その製品、あるいはこれからつくろうとしている
製品に似たものを実際に使っている人びとのところへ行くのだ。
新しい製品づくりのためにする必要のあることについて、進んで正しい情報を提供してくれるクライアントはたくさんいる。
彼らは自社の製品がどのように使われているかをすでに「知っている」。他社製品を含む既存の製品群とそれを使う消費者についてよく
知っているため、これ以上のイノベーションが不可能な理由を五つか六つくらいすらすらとあげることができる。もちろん私たちは
そうした不安に耳を傾ける。そして話を聞いたあと、現場へ行き、自分の目でたしかめるのだ。
『発想する会社!』トム・ケリー(早川書房)P.32
ジェーンの仕事は、とことん観察をつづけ、その結果を組み立てていくことだ。IDEOでは科学にもとづいた詳細な研究をする時間がなく、
それはビジネスの世界ではほとんどどこも同じである。私たちは注意深く選ばれた何百人ものユーザーが記入した詳細なアンケートには関心がないし、
製品モニターの討論を傍聴する気もない。そのかわりに、たいていの場合は興味深い人たちに的を絞ってその行動を観察し、彼らと話をする。
そうした人びとはeメールで見つかることが多い。メールを使って、特定の条件に適合する友人や、既存の製品またはサービスを使用しているところを
観察させてくれる友人をもつ人物を見つけ、紹介してもらうのだ。
『発想する会社!』トム・ケリー(早川書房)PP.45-46
関連項目
#300 ロールモデルの設定
#339 現在
#353 時間を短縮する
#403 第三者目線
#421 グレード
#508 テーマを与える
#510 先見性
#511 ロングライフデザイン
#514 当事者意識
#516 言語化
#521 障壁をなくす
#543 長所を伸ばす、特徴を際立たせる
#575 統計
#577 マーケティングマイオピアの回避
#578 問題のサーチ&デストロイ
#579 他国での使われ方を調べる
#580 他国での開発手法を調べる
#581 モニタリング(能動的)
#582 ヒアリング(受動的調査)
#583 風潮、パラダイム
#585 フェルミ推定
#586 脱コモディティ
#587 イベント、企画
#596 ローカライズ
#600 あたらしいマーケットに対応する
#605 フィードバックサイクルの短縮
#607 ライバルを設定する
#608 他社との比較
#609 ポジション戦略
#610 トップ戦略
#633 value engineering
#682 経営設計も含んだデザイン
参考画像
via: swissmiss
via: inspire me now
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